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無症状ケースも多い性病ですが、放っておくと
1.重症化しうる
2.不妊症の原因になりうる
3.妊婦さんの場合、赤ちゃんにも感染しうる
1~3のリスクがある病気で、性交渉を通して人に感染していきます。
現在、全国的に梅毒の感染者が増加していることが多く報道されています。
各自治体のホームページなどでも注意喚起が発信されていますが、
福岡県では2022年の報告数は過去最高(2023年3月24日現在)と発表されています。
梅毒も他の性病と同様、性交渉はもちろん、オーラルセックスやキスでも移り得ます。
症状はまず3週間後に潰瘍やリンパ節の腫れが確認され2~3カ月を過ぎると前身に赤い発疹がみられます。
また、いったん症状が出てもまもなくおさまったり、症状すら出ないケースも珍しくない病気なので、
治ったと思っていたら実際には治癒どころか潜伏期に過ぎなかったということも少なくありません。
最終段階は感染から10年もの間潜んでいて訪れ、深刻な段階へ進むのです。
感染後、数年を経過すると、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生したり、
心臓、血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、場合によっては死亡に至ることもあります。
近年は抗菌薬が有効であることなどから、早期治療を開始する例が多く
晩期顕性梅毒に進行することはほとんどありません。
早く発見し、すぐに治療すれば問題ない病気です。
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